司法書士の松井です。
先日、相続人である姪っ子[A]さんからのご相談は、亡くなった叔父さんの家を相続したけど、Aさんは自宅があり、叔父さんの家は誰も住んでいないし今後も住む予定がないから処分したいとのこと。そこで、Aさんと叔父さんの家に一緒に行きました。
家の中は、物が散乱していてその量に、びっくり!この光景を見る度、生前に家の中を整理しておいてほしい…気持ちでいっぱいになるのは、私だけであろうか?
「物を処分しないと不動産屋さんに査定をお願いできないですね。」
「貴重品がないか、家中の品物を調べてみよう!」
…ということで、貴重品探索開始! 発掘できるものといったら、ほとんどが服や布団、雑貨といった日用品ばかり。
しばらくすると高そうな箱を発見! 中をあけると、海外旅行が好きだったのか、1000ユーロの現金(日本円で約16万円)、真珠ネックレス等の宝石を発見。
発見したAさんは大喜び!めんどくさそうにやっていたのに、お宝が発掘できると人の気持ちってこうも変わるのだなあ~と思うと同時に、生前できちんと整理してくれたら、こんなに探索整理は必要ないのに…
生前対策といえば、遺言等の法律的なこともありますが、身の回りのことの対策も忘れないでくださいね。
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